仙台で結婚が決まったら結納や両家の顔合わせ、またはどちらかをやるカップルも多いのではないでしょうか?
実際に準備や進行が分からなくて、お店もどこが良いのか悩んでるけど、相談できる人がいない方向けにこの記事で解説しました!
また、結婚といえば当然結婚指輪も必要で結納や両家顔合わせ後に購入するパターンが多いです。
仙台でオススメのジュエリーショップについての記事もご紹介してますので、最後までご覧ください。
結納の準備・流れを解説
結婚が決まったら結納を実施するカップルも多いでしょう。
結納は正式結納と略式結納があり、最近では略式結納が増えています。最初は正式結納の流れから解説します。
ただし地域や家庭によって異なる習慣や手順があるので、一般的な場合についての前提とします。
まず最初に結納を行う日程を相手方の家族と調整します。時間帯は午前11時前後から開始が望ましいでしょう。また結納品の用意や予算の決定も行います。
平均挙式の6.6ヶ月前に実施するカップルが多いです。
正式結納の準備・流れ
まず最初に結納を行う日程を相手方の家族と調整します。また結納品の用意や予算の決定も行います。
平均挙式の6.6ヶ月前に実施するカップルが多いです。
結納までに準備するもの
結納を行う日が決まったら当日までに準備しなければいけないのが結納品・結納品返しなどです。
近年では結納品の代わりに婚約指輪というカップルも多くなってきていますが、本来の正式結納を前提に準備するものを解説します。
関東式結納品
関東式と関西式で若干の違いがあるので関東式から解説します。
関東式の結納品は下記の9品目が正式で、7品、5品の場合もあります。
必ず割り切れないという意味で奇数分の結納品を準備しなければいけません。
- 目録(もくろく)
- 長熨斗(ながのし)
- 御帯料(おんおびりょう)
- 末廣(すえひろ)
- 友白髪(ともしらが)
- ◆子生婦(こんぶ)
- ◆寿留女(するめ)
- ◆◇勝男武士(かつおぶし)
- ◆◇家内喜多留(やなぎだる)
※◇を除いた場合が7品目、◆を除いた場合が5品目です。
関西式結納品
関西式は目録を数に含めないで9品目を用意します。
それぞれ台に載せる一台飾りという仕様で華やかな印象です。
- 熨斗(のし)
- 寿恵廣(すえひろ)
- 小袖料(こそでりょう) 関東式で御帯料のこと
- 家内喜多留(やなぎだる)
- 松魚料(しょうぎょりょう)
- ◆◇寿留女(するめ)
- ◆◇子生婦(こんぶ)
- ◆結美和(ゆびわ)
- ◆高砂(たかさご)
※◇を除いた場合が7品目、◆を除いた場合が5品目です。
正式結納の流れ
結納は正式結納と略式結納があり、最近では略式結納が増えています。最初は正式結納の流れから解説します。
仲人が新郎宅へ訪問して口上を述べてから新郎側からの結納品を受け取って退出します。
仲人は新婦宅へ訪問し、口上を述べてから新郎側からの結納品を渡して新婦側からの受書と結納品を受け取って退出します。
仲人は再度新郎宅へ訪問し、口上を述べてから新婦側からの受書と結納品を渡します。
その後に新郎側は受書を渡して祝膳で仲人をもてなします。
仲人は再度新婦宅へ訪問し、口上を述べてから新郎側からの受書を渡します。
新婦側は受書を受け取ったら仲人を酒肴で労ります。
略式結納の流れ(仲人あり)
次に近年増えている略式結納の流れを解説します。略式結納は仲人ありとない場合で異なるので、まず仲人がいる場合から解説します!
新郎側が先に入室し、結納品と受書を置いて着席します。
新婦側は後に入室して同様に置いてから着席します。
両家が着席したのを確認したら両家代表として、新郎の父親が挨拶し、一同は礼をします。
仲人が口上を述べたら一同は深く礼をします。
新郎の母親が上座に進んで結納品と家族書を載せた台を持って、仲人の前まで運びます。
席に戻ったら新郎の父親は口上を述べます。
仲人の夫人が結納品を新婦の前に運び、仲人夫人が元の席に戻ったら仲人が口上を述べて礼をします。
新婦側は礼を返し、新婦→父親→母親の順に目録に目を通します。
新婦の母親は新婦に目録を戻し、新婦→父親の順に礼をします。
新婦の母親は結納品を上座に運んだら贈られた結納品を飾り、受書を仲人の前に置きます。
母親が席に戻った後、新婦の父親が口上を述べます。
4番から7番の要領で今度は新婦側が結納品を新郎側に贈ります。
仲人が祝いの口上を述べたら両家で仲人への感謝の気持ちを伝えて終了となります。
略式結納の流れ(仲人なし)
略式結納でも最近では仲人を立てないパターンも増えています。
進行役を務めるのは新郎の父親が多いです。
新郎側が先に入室してから新婦側が入室します。
全員揃ったら両家で挨拶します。
新郎の父親がはじめの挨拶をします。
新郎の母親が飾り台に載った結納品を新婦の前まで運びます。
新郎の父親が口上を述べて深く一礼します。
新婦側の全員が目録に目を通し、新婦が口上を述べた後に新婦の母親が結納品を飾り台に運びます。
その後に受書を新郎の父親か新郎に渡し、新郎側が受書を確認したら新郎が口上を述べます。
3番、4番と同様に新婦側からの結納品を納めます。
新郎の父親が結納が無事に終了した事を宣言する結びの口上を述べます。
新婦の父親が返礼の口上を述べたら結納は終了です。
両家の顔合わせの準備・流れを解説
結納の流れを解説した後に、両家の顔合わせについて解説します。
最初に事前準備を解説し、流れを解説します。
顔合わせまでに準備する項目
結納と同様に事前準備が必要なので、下記の順に準備を進めましょう。
- 食事会の当日のイメージを決めること
- 顔合わせの日程を決めること
- 当日のお店を決めること
- 当日の料理を決めること
- 食事会の費用分担を決めること
- 当日の服装を決めること
- 当日の流れ・工程を決めること
- 当日の手土産を決めること
顔合わせの流れ
上記の事前準備は把握できましたか?
予想外にやる事が多い印象がついたでしょう。共働きカップルなら余裕を持って段取りを進めてくださいね。
そして準備が済んだらいよいよ当日の流れを解説します。
自分の親と一緒に顔合わせの会場へ行くのが基本です。
一人暮らしをしてる場合は両親と待ち合わせして5分前に着くように行きましょう。
到着後は会場スタッフの案内に従ってロビーで待つか食事会の部屋に案内されます。
全員が着席したらはじまりの挨拶をし、新郎か新郎の父親から顔合わせの趣旨や集まってくれた事に対するお礼を述べます。
その後に新郎新婦から簡単な挨拶をして両家の紹介をします。
両家の紹介は新郎側が先に行い、新郎(新婦)→父親→母親→(兄弟などいる場合)の順で紹介し、それぞれ自己紹介します。
両家の紹介が終わったら婚約記念品を交換します。新郎からは婚約指輪、新婦からは時計などがベターですね。
既に婚約指輪をもらっていたら披露しましょう。
記念品の交換が終わったら記念撮影をします。
ようやく会食です。これまでは緊張感がありますが会食は和やかな空気で行うようにお二人が率先して気配りしましょう。
締めの挨拶は新郎または新郎の父親が結びの挨拶をします。
この他にも企画したい事があったり、既に両家が親しかったら構成や進行時間も変わってくるので、臨機応変で進めましょう。
仙台で結納・両家顔合わせにオススメのお店3選をご紹介!
結納と顔合わせをする事が決まったらお店を決めなければいけません。
両家両親の好みを事前に確認し、お店を選びましょう。
ここでは一般的に人気のお店をご紹介します!気に入った所がありましたら、彼女とデートがてらリサーチする為に食べに行ってみてください。
- 東洋館
- 美和音
- 日本料理 花はん
東洋館
明治40年創業の老舗料亭であり、季節の料理でもてなしてくれます。どのお部屋からでも仙台市内を一望でき、優美な桜や緑、紅葉、雪景色など季節ごとに美しい景色が魅力的です。
[ご結納・誕生祝い・年祝い・お食い初め・七五三]のコースがありますが月替わりですので、都度お店に問い合わせして苦手な食材があれば伝えておくと良いでしょう。
美和音(びわね)
仙台を代表する本格的な和食店です!店内に入ると和の庭園があり、池と庭を眺められる個室は風情を感じる事ができます。
旬の食材を繊細に仕上げて提供してくれるので贅沢な気分になれるでしょう。旬の魚介類をふんだんに使った三陸鮮魚の盛り合わせ・全国の希少な地酒や本格焼酎、梅酒を揃えてるのはお店のこだわりでもあります。
日本料理 花はん
少し贅沢に和食を味わいたい時に行きたいという方が多いです。
畏まった感じで行かなくても気さくにスタッフさん方が接客してくれますよ。
デリバリーの3段弁当は色々な種類の食材が少しずつ入ってて目と舌で楽しめるお弁当です!
売れ筋メニューは、本懐石[花コース]・[プレミアムビール・13種の地酒の飲み放題付]御宴会込み込みプラン・おまかせ刺身盛り合わせ・和牛芯たん焼きです。ぜひご堪能ください。
【まとめ】仙台で結納・両家顔合わせにオススメのお店
仙台で結納、両家の顔合わせをするのにオススメのお店、結納と顔合わせの段取りについて執筆しました!
やはり結婚となると結納は女性側にとっては大切な儀式だと思います。
本来は、男性側は「お嫁さんに来てくれるのだから、大事にします」という気持ちを儀式に込めて実施するのが一般的。
でも近年は略式結納のように畏まった感じではやらない形が増えてきています。どんな形であれ、実施する事に意義があるので、女性側を喜ばせる気持ちでぜひ行いましょう。
このステップが終わったら結婚指輪を購入するカップルが多いので、下記の記事もぜひご覧くださいね。