どんなに愛し合っている夫婦でも長く共同生活を続けていると、お互いに嫌な所が見えてきて、結婚生活に疲れを感じてしまう事がありますよね。
「結婚する前はこんな性格じゃなかった」「もっと俺(私)の気持ちを理解して欲しい」などといった不満が募る事もあるでしょう…。
「どうしたらストレスを溜めない結婚生活をおくれるの?」と悩んでいる夫婦向けに、なるべくストレスを減少させる方法をご紹介します!
また、結婚生活においてストレスが溜まる原因もご紹介するので最後までご覧ください。
結婚生活でストレスが溜まる原因
そもそも結婚生活に限らず、生きているとストレスは溜まるものですよね。ましてや結婚生活という元々は他人だった2人が共同生活をするわけですから、性格不一致が生じたり徐々にストレスが蓄積されるのも無理ありません。
頭では分かっていてもストレスが溜まる原因を把握していないと、改善策を考える事は不可能でしょう。
ここでは一般的に多い、結婚生活でストレスが溜まりやすい原因を下記の通りご紹介します。
- 金銭面の価値観が違い過ぎるから
- 倦怠期であるから
- 共働きで心身共に疲れやすくなっているから
- 一方だけの価値観や考え方に合わせる事に限界を感じてきたから
- モラルハラスメント(モラハラ)が多くなったから
- 子供の事での意見の食い違いが多いから
- 性生活への不満が増えたから
金銭面の価値観が違い過ぎるから
結婚生活でのトラブルの原因としても1番多いのがお金関連でしょう。
離婚原因の中でも、ギャンブルをやり過ぎたり、生活費にお金を回さないで自由に使い過ぎたりなどという事が多いです。
共働き夫婦と旦那さんだけ働いてる又は奥さんだけ働いてるという夫婦がいるのでパターンによっても違いますが、共働きの場合は合計月収から固定費(ローン又は家賃・車代・光熱費・通信費・食費・保険代)を決め、残った収入でそれぞれのお小遣いを決めるとトラブルは減るでしょう!
ギャンブルをやる事自体が悪いのではなく、手持ちの範囲外にならないように考えてやるなら娯楽として許される事なので計画してください。
倦怠期であるから
結婚生活でストレスが溜まる2つ目の原因は、単なる倦怠期だからという事です。
他人同士が結ばれて共同生活をしているわけなので、お互いの嫌な所が気になってくるのは仕方がない事でもあります。
だからって開き直るのではなく、お互いに受け入れ合う事が大事でしょう。
どちらか一方が我慢していると爆発する時が必ず訪れて、最悪な事態を招くリスクがあるので日頃からお互いに気になる事は言い方に気を付けながら伝え合っていくと良いですね。
言い方に気を付けるという意味は、自分が相手から言われて不快になるような言い方は避けるという意味です。
共働きで心身共に疲れやすくなっているから
結婚生活でストレスが溜まる3つ目の原因は、共働きの場合によくある事ですが、お互いに心身共に疲れているからという事です。
疲れていると誰とも話したくなかったり、仕事で嫌な事があったらついパートナーに八つ当たりしてしまう事だってありますよね。
「申し訳ないな」と思っていても、パートナーが傷つく言葉をストレートに発してしまったり…自分でも感情をコントロールできない事によってトラブルが生じてしまうのです。
極力回避する為には、帰宅してすぐに「今日仕事で嫌な事があって(失敗しちゃって)落ち込んでるから、口数がいつもより少ないかもしれない」と忠告しておくと良いかもしれませんね。
一方だけの価値観や考え方に合わせる事に限界を感じてきたから
結婚生活でストレスが溜まる4つ目の原因は、一方だけの価値観と考え方に合わせ続けてきたからという事です。
旦那さんが年上だったら「お前は俺より歳下なんだから、俺の指示に従え!」と、意見を言わせてくれなかったり拒否されたりすると、ストレスが溜まり過ぎて精神病を患う羽目に成り兼ねません。
奥さんが年上の場合でも同じ事があったらパートナーはストレスが溜まってしまいます。
十人十色ということわざがあるように2人の価値観及び考え方が違うのはやむを得ないので、一方ではなく両方の価値観などを大切にしましょう。
モラルハラスメント(モラハラ)が多くなったから
職場でも耳にするモラルハラスメント(以下モラハラ)は、夫婦間でも存在するのです。
「夫からのモラハラが多くてもう無理」と悩んでいる女性が多いそうなので、信頼できる身内や友人に相談しましょう。
逆も然りで、「妻からのモラハラにうんざりだ」と悩んでいる男性もいます。
心当たりがある方は今一度自分の普段の様子を振り返ってみてください。被害に遭ってる方は発言や行動をノートに書き留めておく事をオススメします。
子供の事での意見の食い違いが多いから
子供がいる夫婦は、子供の事で意見が食い違う事によってストレスが溜まりやすくなります。
子供のしつけは自分が育ってきた環境をどうしても基準にしがちになりますよね。
それぞれの育ってきた環境は当然違うのに「私に合わせなさいよ」「俺の方がまともに育てられてきたから、俺がしつける」などと口論が絶えなくなってくるのでしょう。
そうなった場合はお互いの育った環境を掛け合わせて、より良い方向に育つように導いてあげると良いですね。
性生活への不満が増えたから
結婚生活でのストレスの原因としてお金関連と同様に多いのが、性生活に対する不満です。
世間一般的に男性の方が性欲を発散したいと思いがちなので、奥さんが疲れていようがそっちのけで、つい無理に求愛する事がありますよね。
女性は拒否したくても「嫌だと言ったら傷つくかもしれない」と思って、受け身状態にならざるを得なくなります。
しかし性に関する悩み事は口外しない女性が多いのではないでしょうか…その為1人で抱え込んでストレスになってしまい、「もう限界!」という事になる場合があります。
逆のパターンも有り得るので、お互いにその時のコンディションを気にし合って双方同意の上で愛し合う事が何よりもの幸福でしょう。
「結婚生活に疲れた」と思うのは何年目から
ここまで結婚生活でのストレスの原因をご紹介しましたが、ズバリ、「結婚生活がしんどいっ!」と思うのは結婚何年目からが多いのか気になりますよね。
一般的に多いのは1年目くらいからです。次いで半年からだったり3年目からストレスを感じるという割合が多いですが、もっと早くストレスを感じた場合は「結婚して間もないのにこんなにストレスが溜まるなんて最悪だ」とは思わずに、「早くストレスを感じてるという事は、早い段階で結婚生活を改善できるチャンスだから良かった!」と発想を転換すると、大した事ないと思えるようになりますよ。
結婚生活でのストレス発散方法を3選ご紹介
「結婚生活でのストレスは溜まる一方なの?」と不安になる方も多いでしょう。
ご安心ください!ここでは発散方法を3選ご紹介します。ただし、必ずしも効果があるかは分かりませんので、参考程度としてご理解ください。
- お互いに自由時間を確保する
- 不満やなにか思った事があったら口調に気を付けながらパートナーに伝える
- 夫婦のルールをしっかりと決める
お互いに自由時間を確保する
結婚生活でのストレスを少しでも軽減させる方法の1つ目は、お互いに自由時間を設ける事です。
結婚したからって自由に過ごしてはいけないという事はありません!これは夫婦間のルール次第かもしれませんが、大抵の夫婦はそれぞれの息抜きタイムを設けているでしょう。
「この日は自由に過ごしたいな」と思ったらパートナーに伝えて、別の日に家族との時間を楽しめばお互いに息苦しくならずに済みますね。
不満やなにか思った事があったら口調に気を付けながらパートナーに伝える
結婚生活でのストレスを少しでも軽減させる方法の2つ目は、不満があったらその時に言い方を気を付けて相手に伝える事です。
例えば旦那さんが洋服を脱ぎっ放しにしていたら、「ここに置かないで洗面所まで持って行って欲しいな!」とお願いする感じで言いましょう。
これが「何度同じ事を言えば分かるの?!脱いだままにしないでって言ってるじゃん」って強い口調で言うと、相手がもし反省しているとしても逆上する場合があり、喧嘩に発展してしまいます。
夫婦のルールをしっかりと決める
結婚生活でのストレスを少しでも軽減させる方法の3つ目は、夫婦間でルールを決める事です。
共通のルールを作る事によって守らなかった方が悪いと断定できるし、何が悪いのか見直す事もできるのでオススメですよ!
徐々に付け足したいルールがあったらその都度しっかりと向き合って話し合いましょう。
【まとめ】
今回は、結婚生活でストレスが溜まる原因と改善策のご紹介をしました。
ストレスは誰でも溜まりますが、家庭内でのストレスは特に精神が参ってしまう事に成り兼ねない為、軽減する努力が必須です。
末永く一緒に生きていくパートナーと笑顔が溢れる家庭を築きたいという願いを叶える為にも、この記事を参考にしてみてください!
また、結婚生活に向けて話し合うべきテーマをご紹介している記事もありますので、合わせてご覧くださいね。