「指輪を購入したいけど、金属アレルギーだったらどうしよう…」とか「アレルギー体質だからそもそも指輪を着けることができないのかな?」と、不安に思っている方もいるかと思います。

金属アレルギーは、今まで反応が出たことがない方でもある日突然反応を引き起こしてしまう可能性があるのです。

しかし、金属アレルギーには金属自体がアレルギー源を含んでいるものもありますので詳しく解説します!

目次

金属アレルギーについて解説

金属アレルギーの写真
(画像出典:https://www.hus.ac.jp/hokukadai-jiten/detail/5d7ba9f2e2b7073d953e9dfe4435cff36e768857-17166/

金属アレルギーは、肌だけではなく金属自体に問題がある場合もあります。

以下は金属アレルギー反応を起こしやすい金属と起こしにくい金属をご紹介しますので、最後までご覧ください。

金属アレルギー反応を起こしやすい金属

金属アレルギー反応を起こしやすい金属は、主に以下の7種類です。

反応しない方もいますので、事前に検査することをオススメします。

  • ニッケル
  • コバルト
  • スズ
  • 水銀
  • 亜鉛
  • パラジウム
  • クロム

ニッケル

ニッケルとはレアメタルの一つであり銀白色の金属で耐久性と強度を上げる為の役割として、他の金属と合金されてジュエリーに使用されています。

ニッケルは酸に弱いので塩素イオンに溶かされやすいから、汗をかいた時に金属アレルギー反応を起こしたらほとんどにニッケルが含まれているという事になります。

コバルト

コバルトはニッケルのように白銀色の金属で、単体で用いる事は少ないですがメッキとして利用される事が多いです。

ニッケルやクロムと同様にコバルトはチョコレート、ココア、豆類、香辛料、貝類、胚芽に多く含まれており、接種し過ぎると皮膚や粘膜、腸管、気道の粘膜で吸収されて汗や涙、尿として排泄されますが生体内に吸収されると全身性金属皮膚炎を発症する場合があります。

摂取を制限する事で軽減できる事もありますが、肌が強くない方は注意が必要でしょう。

スズ

スズはコバルト、ニッケルに次いでイオン化傾向が大きくてアレルギーを起こしにくい金属ではありません。

しかし、ニッケルなどに比べて稀な疾患です。臨床型として、アレルギー性接触皮膚炎や蕁麻疹、口唇腫脹などが報告されてますが、その他の金属アレルギーとの違いはありません。

水銀

水銀は非常に強い神経毒性を持つ金属で、金属アレルギーを引き起こしやすいので注意が必要です。

金属を身に着けていないのにアレルギー症状が続く場合は、虫歯治療の詰め物が原因という事があるくらい水銀はアレルギー反応を起こしやすいといえるでしょう。
指輪を検討する場合には、事前に店舗のスタッフに確認してみてください。

亜鉛

亜鉛はニッケル・クロム・コバルト・水銀に次いでアルミニウム・パラジウム・ロジウムと同様に金属アレルギー反応を起こしやすい物質です。
抜歯の影響で金属アレルギーが発症する事が割と多く、もしアクセサリーなどの金属を身に着けていないのにアレルギー症状が出たら口腔内の金属除去を歯医者さんで相談しましょう。

パラジウム

パラジウムはプラチナと同様に貴金属、レアメタルとして扱われる物質です。錆びたり変色がしにくいのでプラチナに配合されてる事が多いです。
しかし、パラジウムは金属アレルギー反応を起こしやすいので宝飾業界では勧告を出されているほど安全性に問題がありますが、日本では未だに使用されてるので事前にジュエリーショップのスタッフに確認しましょう。

クロム

クロムは体内にある程度たまると金属アレルギー反応が起きるといわれている代表的な金属アレルギーを起こしやすい物質です。

革製品でのかぶれ(接触皮膚炎)の原因にもなるので注意が必要ですね。自転車のグリップ部分や革手袋、革靴、時計の革バンドなどのかぶれが生じた場合はクロムが含まれている可能性が高いでしょう。
金属アレルギー反応が出た事がある方は素肌でなるべく接しないようにするとかぶれを多少防げるかもしれません。

クロムメッキにも注意が必要ですがニッケルも含まれているので、アレルギーの原因がニッケルという比率が高いそうです。

金属アレルギー反応を起こしにくい金属

金属アレルギー反応を起こしにくい金属は、以下の5種類です。

  • チタン
  • ニオブ
  • ジルコニウム
  • ハフニウム
  • タンタル

チタン

チタンは軽くて丈夫な金属で耐食性が高く、汗や体液に溶け出しにくいのでほとんど金属アレルギーと無縁といっても過言ではないでしょう。
チタンはチタンでも純チタンがオススメですよ。

酸素と結びつきが強いので表面に薄くて安定した酸化膜を作ります。この酸化膜が金属のイオン化を遮ってくれるので、チタンは金属アレルギーを引き起こしにくいのです。

ニオブ

ニオブは軟らかく延性のある金属であり、鋼材や合金、超伝導体の原料でもあります。硬貨に使用されているので結構聞いた事がある方も多い物質でしょう。

着用や日常で触れる化学物質程度では侵すものはありませんし、イオン化しない為金属アレルギーを引き起こしにくいのです。

ジルコニウム

ジルコニウムもニオブ同様にイオン化しない為金属アレルギーを引き起こしにくいのですが、耐食性はタンタルとハフニウムより少し劣ります。

ジルコニウムの最大の特徴は多彩に発色し、好きな色を表現できる事です!
2人だけの結婚指輪がオーダーメイドできるのでとても人気ですよ。
発色は酸化ジルコニウムなので金属アレルギーを起こしにくいのはもちろんですが、歯科治療に用いられるので安全性が高いのでオススメです。

ハフニウム

ハフニウムはチタン族元素の1つである為、金属アレルギー対応の素材として最高レベルの安全性があります。
白色系のレアメタル素材で、プラチナが欲しいけど金属アレルギーを気にする方にはこのハフニウムはオススメですよ!
タンタルと同様に地球上に存在する量が限定されていて希少性がかなり高く、価格がプラチナと同等くらいの相場ですが、リーズナブルの物もあるので店舗で確認してみましょう。

タンタル

タンタルは最高の耐食性がある金属で、医療分野でも人工頭蓋骨や人工心臓の金属部位、血管に通すカテーテルとしたり、脳内の放射線検査に用いたりなどの人体に対して最も安全性を確保しなければいけない用途である金属素材なのです。

硬度と耐摩耗性が高く、展延性もある為結婚指輪や婚約指輪のサイズ直しも対応しやすく、指のサイズにいつでも合わせる事ができるので大人気の素材ですよ。

金属アレルギーにも対応している指輪をご紹介

アローデの指輪の写真
(画像出典:https://www.sendai-bridalring.com/item/%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%a2%e3%83%8b%e3%82%a2/

上記でご紹介した金属アレルギーを起こしにくい金属を使用して作っている指輪があります。

プラチナやゴールドでの作りが一般的となっている指輪ですが、チタンやジルコニウムなどでも作られている指輪が増えてきています。

以下の2つのブランドなら金属アレルギーの方でも着けることができますよ。

  • Aroode(アローデ)
  • TITANIO(チタニオ)

どちらのブランドも、個性を活かせるデザインを表現することができますので、こだわりをもっている方にはオススメです。

色々なカラーであなたらしさを指元に。

金属アレルギーでも大丈夫な指輪を扱っているお店

WEDY仙台一番町店の外観写真
(画像出典:https://www.sendai-bridalring.com/shoplist/

金属アレルギーでも大丈夫な指輪を扱っているお店をご紹介します。

ズバリ…WEDY仙台一番町店です!

東北エリア最大級を誇る新光堂が展開しているブライダルリング専門店の1つなので、スタッフから製品など全体的に品質が良いため、大人気。

どこのお店に行ったら良いのか迷ったら、まずこちらのWEDY仙台一番町店に足を運んでみてください!

【まとめ】

今回は、「指輪を購入したいけど、金属アレルギーだったらどうしよう…」とか「アレルギー体質だからそもそも指輪を着けることができないのかな?」と、不安に思っている方向けに、[金属アレルギー反応を起こしやすい金属と起こしにくい金属]について、詳しく解説しました!

また、金属アレルギーの方でも着用できる指輪のブランドと取り扱っているお店もご紹介しましたので、気になる方はぜひ一度、足を運んでみてくださいね。

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