結婚を機に購入する指輪と言えば婚約指輪と結婚指輪がありますよね。
「これから婚約指輪を買いたいけど結婚指輪を買う時が来たら婚約指輪は不要になってしまいそうだからやっぱり婚約指輪は買わなくて良いかな?」と悩んでいる男性や、「せっかく買ってくれた婚約指輪はもう着用することがないのかな…?引き出しにしまっておこうかな」と考えている女性向けに、婚約指輪と結婚指輪を重ねづけするメリットやデメリットをご紹介します。
また指輪を重ねづけする際の注意点や重ねづけが映える場面などもご紹介しているので、最後までご覧ください。
そもそも指輪の重ねづけの意味とは?
指輪を重ねづけすることに意味があるのか気になる方もいるでしょう。
婚約指輪と結婚指輪のそれぞれが持つ意味合いから2つの指輪を重ねづけすると[2人の永遠の愛を契約によってロックする]といった意味が込められているといわれています。
重ねづけする順番としては結婚指輪を先に着けてその上に婚約指輪を重ねるのが正式な重ねづけ方とされているようです。
常にこの順番が絶対では無いのでデザインやファッションとして楽しむ場合は好きな順番で着けてみても良いでしょう!
上記のようにロマンチックな意味があるので結婚式のようなフォーマルな場面では正式な順番で着用することをオススメします。
重ねづけによるメリット・デメリット
婚約指輪と結婚指輪を重ねづけする意味を上述しましたが、重ねづけするメリットとデメリットがあります。
下記の通りそれぞれ分けて解説するので覚えておきましょう。
指輪を重ねづけするメリット
婚約指輪と結婚指輪を重ねづけするメリットをご紹介します。
- ファッション性・華やかさが出る
- デザインのバリエーションが広がる
- 婚約指輪が無駄にならない
- 贈った側が喜びや満足感を得られる
ファッション性・華やかさが出る
指輪を重ねづけすることの1つ目のメリットは、ファッションに華やかさを増すことです。
リングの素材や宝石の輝きが双方に反射する効果が期待でき、割とシンプルめなデザインが多い結婚指輪と指元全体に華やかさをプラスしてくれるでしょう。
デザインのバリエーションが広がる
指輪を重ねづけすることの2つ目のメリットは、デザインのバリエーションが広がることです。
指輪を選ぶ時には一般的にTPOを問わず身に着けることができるシンプルなデザインが妥当といわれていますが、華やかさや個性、ファッション性も欲しいと悩む方も結構多いのですが「シンプルじゃないとダメだ」と世間一般のあです。
婚約指輪・結婚指輪・重ねづけするという3つのパターンのアレンジができると、単体のデザインに特徴を持たせることができるためデザインの選択肢やバリエーションが広がるようになるのです。
婚約指輪が無駄にならない
指輪を重ねづけすることの3つ目のメリットは、婚約指輪が無駄にならないことです。
婚約指輪は結婚指輪を買うまで身に着けていますが、結婚指輪を買ってから婚約指輪を着けない人が多いのでタンスの肥やしになってしまうケースがほとんどでしょう。
しかし近年は「せっかくもらったから婚約指輪も着けたい」という女性も増えており、重ねづけのアレンジが増えていて婚約指輪が無駄にならなくなっています。
贈った側が喜びや満足感を得られる
指輪を重ねづけすることの4つ目のメリットは、婚約指輪を贈った側が喜びや満足感を得られることです。
「自分が贈ったジュエリーを身に着けてくれているってことは大事にしてくれているんだな」と贈った側が嬉しく思ったり満足感を得ることに繋がります。
愛する人を美しく輝かせるものをプレゼントできたという満足感は、より強く夫婦の絆を深めてくれるでしょう。
指輪を重ねづけするデメリット
次に婚約指輪と結婚指輪を重ねづけするデメリットをご紹介します。
メリットがあるということは当然デメリットも存在しますが、人によってはデメリットに感じない場合もあるので参考程度にご覧ください。
- 指輪同士がぶつかって傷がつく
- 組み合わせの相性が良くない場合がある
- サイズが変わる場合がある
- 重ねづけが向かない場面がある
指輪同士がぶつかって傷がつく
指輪を重ねづけすることの1つ目のデメリットは、指輪同士がぶつかって傷がつくことです。
指輪の素材やデザインは様々で、指輪の凸凹度や素材の違いによっては重ねづけをすると摩擦が生じて傷がついてしまう可能性があります。
特に2つの素材の硬度が異なる場合は要注意!より硬い方が柔らかい方の指輪を傷つけてしまうリスクがあります。
傷つかないための予防としては婚約指輪と結婚指輪のセットを選ぶ方法と同じ素材や純度の指輪を選ぶことでしょう。
組み合わせの相性が良くない場合がある
指輪を重ねづけすることの2つ目のデメリットは、組み合わせの相性が良くない場合があることです。
どのようなデザインの組み合わせでも合うわけではありません。
指輪のデザインにはストレートデザインやS字、V字デザインなどといった様々な種類があり宝石の大きさによっても形が変わります。
特徴が強いデザインの組み合わせにならないように気をつけて選びましょう。
サイズが変わる場合がある
指輪を重ねづけすることの3つ目のデメリットは、サイズが変わる場合があることです。
重ねづけをする際に婚約指輪は一番上に着けるパターンが多いですが、指の付け根よりも少し上の位置にくるため、単独で着ける時より位置が変わってしまうのでリングがわずかにフィットしない可能性があります。
初めから重ねづけを希望しているならそれを想定して試着の時にサイズを選定すると良いですね。
重ねづけが向かない場面がある
指輪を重ねづけすることの4つ目のデメリットは、重ねづけが向かない場面があることです。
婚約指輪と結婚指輪を重ねづけすると指が華やかになって周りからの視線を集めることにもなりますが、華やかさを増すが故に重ねづけをしない方が良い場面があります。
例えば職場では重ねづけをしない方が良いでしょう。ただし職場によってはシンプルなアクセサリーであれば大丈夫というルールがある所もあるので、その場合は単体で着用することをオススメします。
重ねづけするときの注意点をご紹介
婚約指輪と結婚指輪を重ねづけするメリットやデメリットを上述しましたが、重ねづけする際は以下のような注意点が必要です。
- 指輪同士が当たったりしないように気をつける
- 擦れて傷がつかないようにする
- 衣服に引っ掛けないようにする
指輪同士が当たったりしないように気をつける
指輪を重ねづけする時の1つ目の注意点は、指輪同士が当たったりしないように気をつけることです。
指輪を重ねづけするとどうしても指輪同士が当たってしまって傷がつく場合があります。原因としては指輪の大きさや凹凸の具合です。
それぞれの指輪を購入する時は当たらないようなデザインを選ぶことをオススメします。
擦れて傷がつかないようにする
指輪を重ねづけする時の2つ目の注意点は、擦れて傷がつかないようにすることです。
どちらかが素材の硬度が硬かったり柔らかかったりすると、擦れた時に傷つくリスクがあります。
防ぐためには素材の純度がほぼ同じものを選びましょう。
衣服に引っ掛けないようにする
指輪を重ねづけする時の3つ目の注意点は、衣服に引っ掛けないようにすることです。
冬場になるとセーターを着る方が多いかと思いますが、指輪のダイヤモンドや爪が引っ掛かってしまうなんてことがよくあります。
最初から重ねづけを考えている場合は小さめのダイヤモンドを選ぶか、爪がないソリティアデザインの指輪を選ぶか後のことを考えて選定しましょう。
指輪の重ねづけが映えるシーン
指輪の重ねづけが映えるシーンは[特別な場]です。例えば友人、知人の結婚式や子どもの入学式などのセレモニー、お祝いの席が一般的ですね。
他にはパートナーとお出かけする時やパーティーなどのドレスアップをする時に合わせるのがオススメ!
手元が華やかだと周りから視線が集まるかもしれませんが、目立っても良い場面ではもってこいでしょう。
自分自身が主役ではない時は見せびらかさないように気をつけてくださいね。
【まとめ】
今回は[婚約指輪と結婚指輪を重ねづけするメリットやデメリット]や[重ねづけする時の注意点]、[重ねづけが映える場面]などをご紹介しました。
この記事を読む前は「指輪の重ねづけなんて有り得るの?」「邪魔にならない?」などと思っていた方も多いでしょう。
しかし注意するべきことに気をつけて選べば問題ありませんので、この機会にぜひ婚約指輪と結婚指輪の重ねづけを検討しながら選んでみてくださいね!