結婚式を実施する事が決まったら、準備する事や決めなきゃいけない事が沢山あります。
その中でも演出について「どういう演出にしようかな？」「王道のブーケトスしか思い浮かばない…」という悩みを抱える新郎新婦が多いのではないでしょうか？
この記事では、王道から流行りの演出についてご紹介します！
また、演出にかかる時間と費用もどれくらいなのか相場を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
結婚式の演出はどんな種類があるのか知りたい方必見！
結婚式の演出と聞いたら［ブーケトス］や［フラワーシャワー］などが思い浮かぶでしょう！
他にもアレンジした演出や2人の想いを演出で表現したり、近年ではレパートリーが増えています。
挙式と披露宴ごとに演出を詳しくご紹介します。
挙式の演出の事例
挙式での演出事例を下記の通りご紹介します。
鉄板の演出もありますが、近年で流行っている演出もあるので参考までにご覧ください！
- ベールダウン
- アイルランナー
- ダーズンローズ
- フラワーガール&リングボーイ&リングドッグ
- フラワーシャワー
- ブーケトス
- バルーンリリース
ベールダウン
ベールダウンは、ほとんどの花嫁が挙式で取り入れる演出ではないでしょうか。
晴れ舞台ではあるものの、「今まで育ててきてくれてありがとう」という想いを目の前にいる母親に対して伝えようとすると涙が込み上げてくるもので、時代関係なく取り入れて欲しい王道の演出です。
アイルランナー
アイルランナーとは、花嫁が歩くバージンロードに敷かれたカーペットや絨毯の事ですが、最近では文字やロゴをプリントするアイデアがあります。
新郎新婦の名前と結婚式の日付をプリントしたり、思い出の写真をプリントするなどゲストを飽きさせない工夫をするそうです！
アイルランナーのデザインは、挙式会場のトータルコーディネートの雰囲気に合わせてみるのも良いですね。
ダーズンローズ
ダーズンローズ（ダズンローズとも言う）は、直訳で12本（1ダース）のバラという意味で、新郎が新婦へバラを贈り、ゲストの前でプロポーズをするという結婚式の人前式や披露宴で人気の演出です。
式場によってはブーケセレモニーと呼ぶ場合があります。12本のバラには1本ずつに、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠というメッセージが込められていているのです。
19世紀前半のヨーロッパで始まったブーケ・ブートニアが由来なので歴史のある演出を取り入れてみるのもロマンチックですね。
フラワーガール&リングボーイ&リングドッグ
フラワーガールは挙式の入場の際に、女の子がカゴに入れた花びらをバージンロードに蒔きながら花嫁の前を歩きます。
姪っ子や親戚の子にお願いする事が多いですね。
リングボーイは結婚指輪を新郎新婦に運んでくれる男の子の事で、指輪を乗せたリングピローを持ってバージンロードを歩き、祭壇まで届ける役割です！
こちらも甥っ子や親戚の子にお願いする事が多いですね。
リングドッグもリングボーイと同じで新郎新婦の所まで結婚指輪を運ぶ犬の事ですが、真っ直ぐ歩かない犬もいるので、会場はほっこりとした空気に包まれます。
愛犬や親戚の犬などに頼む事が多いでしょう！
フラワーシャワー
フラワーシャワーは挙式後にやる事が一般的でしょう。
ゲストから沢山のフラワーシャワーを巻いてもらって祝福される素敵な演出は王道ですが、近年では花びらだけではなく小さなリボンを使用したリボンシャワーやコンフェッティなどもあります！
2人らしいシャワー演出を考えるのも楽しいですね。
ブーケトス
結婚式の演出と言って欠かせないのがブーケトス！
昔から言われているのが［ブーケをGETできたら結婚できる］とか幸せになれるとかですよね。
盛り上がる演出でもあるのではないでしょうか？
ブーケの代わりにブロッコリーだったり、パラシュートがくっついてるクマの小さな人形をゲストに向けて発射するパラシュートベア、ブーケにリボンを付けて、ゲストがリボンを引っ張ってブーケに繋がってたらハッピーというブーケプルズがあります。
バルーンリリース
バルーンリリースは、挙式後に新郎新婦とゲストが空に向けて風船を飛ばす演出です。
2人の幸せが天まで届きますようにという願いを、2人の大切な人達に込めてもらって飛ばしてもらう素敵な演出ですね！
お庭にプールが付いてる式場ですと、プールサイドでバルーンリリースをやると最高な写真が撮れるのでオススメですよ。
披露宴の演出事例
続いては披露宴での演出事例をご紹介します。
こちらも王道の演出から近年流行っている演出がありますので、チェックしてみましょう！
- ケーキ入刀（ケーキカット）
- ファーストバイト
- キャンドルサービス
- ムービー
- 花嫁の手紙&記念品贈呈
- プロジェクションマッピング
- 夜なら花火の打ち上げ
ケーキ入刀（ケーキカット）
ケーキ入刀も昔からの王道の演出ですが、新郎新婦がカットしてゲストに食べてもらうパターンが多いでしょう。
しかし生ケーキではなくイミテーションケーキや、シュガーケーキなどの種類も増えています。
それぞれメリットとデメリットがあり、生ケーキだと2人の幸せをゲストにお裾分けできるメリットがある一方、衛生上デザインが制限される場合もあります。
イミテーションケーキは凝ったデザインを再現できたり、自由にデコレーションを楽しめるメリットがあるので人気ですよ。ただし、ケーキバイト演出を取り入れるならバイト用のケーキを用意しなければいけません。
ゲストにもケーキを食べてもらいたかったら別途オーダーしないといけないので費用がかかるので、料理のデザートをアップグレードする方法もあります！
シュガーケーキはケーキの生地をシュガーペーストでコーティングするのですが、生クリームではできにくい綺麗な発色ができる事がシュガーケーキのメリットです。
結婚式のトータルコーディネートに拘っているなら、シュガーケーキも思う存分に色を決められるのも人気の理由の1つですね。
シュガーケーキは3段作りが基本で、1段はゲスト・2段は来られなかったゲスト・3段は新郎新婦の子供の誕生や記念日に食べる風習がイギリスで行なっていたので日持ちを良くする為に砂糖をふんだんに使用しています。
甘過ぎるとキツイという方も当然いるので、生ケーキと組み合わせたりアレンジする例もありますよ！
ファーストバイト
ファーストバイトは、新郎が新婦に対して［一生食べ物に困らせない］、新婦が新郎に対して［一生美味しい物を作るね］という意味が込められたお互いにウエディングケーキを食べさせる演出です！
大きいスコップを使ったり目隠ししたりとユーモアがあるアイデアもあるので取り入れてみるのも良いでしょう。
キャンドルサービス
キャンドルサービスは幸せの象徴とされているので、最近では取り入れる新郎新婦が増えています！
キャンドルの灯は幸せを呼ぶと言われていてゲストに2人の幸せを運ぶため大人気ですよ。
ムービー
ムービーは2人の誕生から結婚までの写真でストーリーを作るプロフィールムービー、披露宴の始まりに流すオープニングムービー、最後に流すエンドロールムービーがあります。
プロフィールムービーは自分達で作る新郎新婦が多くて、オープニングムービーとエンドロールムービーは式場の提携業者に依頼する事が多いです。
予算に合わせてプランナーと打ち合わせしてくださいね。
花嫁の手紙&記念品贈呈
花嫁の手紙と記念品贈呈は、花嫁が自分の親に向けて手紙を読み、その後に新郎新婦が両家の親に記念品を贈る演出です。
記念品は花束だったり、2人が生まれた時の体重と同じ重さのぬいぐるみやお米だったりアレンジできるので準備も楽しめますよ！
プロジェクションマッピング
最近では映像系の演出も流行ってきていて、中でも会場全体を投影するプロジェクションマッピングやダイナミックな映像で盛り上げる演出もあります。
式場の壁や天井に特殊な技術を用いて映像を投影して臨場感を味わわせてくれるので、ゲストにも満足してもらえそうですね。
式場によって出来る所があったり、出来なかったりするので式場探しの時に事前に確認してみると良いでしょう！
夜なら花火の打ち上げ
夕方からの披露宴の場合、花火を使った演出が華やかでゲストにも喜んでもらえて素敵な結婚式の思い出ができます！
ガーデン付きの式場なら打ち上げ花火の他にも噴射タイプの花火や手持ち花火を楽しんだり、雨天でも屋内用の花火があるので事前に式場に確認してみましょう。
演出にかかる費用について解説
上記でご紹介した演出の中からなどを実際に行うとどれくらいの費用がかかるのか解説します！
式場によって異なりますが、大体の目安としてご参考にしてくださいね。
フラワーシャワー
フラワーシャワーの料金設定は、300〜600円前後×ゲスト人数で決めたり、カゴ単位で設定されてる場合もあります。
他には結婚式のプラン自体に含まれている場合も！ただし生花を使用する場合は約20,000円前後するので念頭に置いておきましょう。
ブーケトス
ブーケトスは花嫁が挙式の間に持っているブーケを使用するのかと思ってる方も多いのではないでしょうか？
実際はブーケトス用のブーケを用意するそうです。投げたり受け取ったりする為通常のブーケより小さめな物が多く、価格は通常よりリーズナブルで平均5,000〜10,000円程でしょう。
業者によってデザインが違うので拘る方はプランナーさんに何社か見繕ってもらうと良いですね。
ブーケプルズ
ブーケプルズは、花嫁が持つ長いリボンをゲストに引いてもらってブーケに繋がってる1本のリボンを引いた人がブーケをもらえる演出が近年で流行っています。
ブーケに繋がっていないリボンにはチャームを付けたりちょっとしたおもてなしがあるので、ブーケトスより少し相場は上がり約6,000〜10,000円くらいが多いですね。
バルーンリリース
バルーンリリースは、新郎新婦とゲストで風船を空に飛ばす演出で人数分のバルーンが必要です。
発注先によりますが700円前後×人数なので、例えば70名だと49,000円かかる事になります。
意外と高いと思ってしまいますが、せっかくの晴れ舞台で2人の大切な方々に祝ってもらえるんだから数万円かかっても大丈夫という新郎新婦もいるので、演出プランに取り入れられる事が増えていますよ！
ケーキ入刀（ケーキカット）
ケーキ入刀は生ケーキだけではなくイミテーション、シュガーケーキを使用する演出も増えています！
生ケーキは800〜1,200円前後×人数の費用がかかるのとケーキとナイフの装花にも5,000〜20,000円くらいの費用がかかるのです。
こちらの装花は必須ではないので節約してシンプルにするのも問題ないでしょう！
イミテーションケーキは約10,000〜20,000円くらいで、シュガーケーキは、MAX3段で8万円以上かかる事もあるので、予算と相談する事も大事ですが結婚式の状況に合わせて決めると良いですね。
キャンドルサービス
キャンドルサービスはメインのキャンドル相場は30,000円〜かかりますが、ゲストのキャンドルはテーブルごとなので2,000〜5,000円前後×テーブルの数です。
費用を抑えたかったらキャンドルリレーを取り入れてみるのもオススメですよ。
数百円×新郎新婦含めた人数分で済むので、キャンドルサービスよりリーズナブルです！
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピングは上記でも記述したように映像演出で結婚式を盛り上げる事ですが、現代らしくゲストを楽しませる事ができて新郎新婦にとっても最高な思い出になる事、間違いなしです！
しかし「映像系って高いんじゃない？」と思う方も多いでしょう。費用相場は約30,000〜10数万円台です。
演出内容によって費用が3倍になったりしますが、予算に合わせてこの演出をやる代わりに他で抑えるという方法も有りですね。
【まとめ】
結婚式の演出で、王道の演出から最近の流行りの演出や費用相場を知りたいと思ってる新郎新婦向けに、解決する為の記事を執筆しました。
意外と演出の種類が多くてどれを取り入れようか迷ってしまいがちですが、費用相場も解説しているので予算に合わせて検討できるようになった事でしょう！
式場によって上記以外にも種類があるかもしれませんが、この記事を参考に計画し、素敵な結婚式にしてください。
